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胎蔵
「胎蔵〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
胎蔵の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「魔法修行者」より 著者:幸田露伴
地蔵か※祇尼は古くからいい伝えていること、勝軍地蔵は新らしく出来たもの、だきには
胎蔵界曼陀羅の外金剛部院の一尊であり、勝軍地蔵はただこれ地蔵の一変身である。大日....
「十二支考」より 著者:南方熊楠
》の餅金を得た仏話が秀郷竜宮入譚の幾分の原話たる痕《あと》を存す、『曼陀羅秘抄』
胎蔵界の観音院に不空羂索《ふくうけんじゃく》あり、『仏像|図彙《ずい》』に不空羂....
「神鷺之巻」より 著者:泉鏡花
れはとにかく――(上人の手紙は取意の事)東京の小県へこの来書の趣は、婦人が受辱、
胎蔵の玻璃を粉砕して、汚血を猟色の墳墓に、たたき返したと思われぬでもない。 昭和八(一九三三)年一月....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
覚大師に就いて顕密の二教を学びてその秘奥《ひあう》を極む、又、花山の辺昭に就いて
胎蔵法を受く、博《ひろ》く経論に渉猟《せふれふ》し、百家に馳聘《ちへい》して、そ....