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胴長
「胴長〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
胴長の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「社会時評」より 著者:戸坂潤
校教育のことで、学校教育と云えば師範教育を代表とする処の、日本の教育界では、この
胴長な小人を養成する師範教育が教育の精華となっているのである。で、教育を何か改革....
「灰色の記憶」より 著者:久坂葉子
朝、私は登校する時、偶然彼女と並ぶようになった。彼女は思ったより背が低く、しかも
胴長であった。紺色のもんぺの膝のところに四角い継ぎがしてあった。小さい縫目であっ....
「三国志」より 著者:吉川英治
亡将、まだ生命をぬすんでいたか」 その声に、曹操は振り向いた。 碧眼、紫髯、
胴長く、脚短く、しかも南人特有な精悍の気満々たる孫権。槍をふるって、石弾の如く突....
「三国志」より 著者:吉川英治
向について、古書の記述を綜合してみると、玄徳の如く肥満してもいないし、孫権の如く
胴長で脚の短い躯つきでもなかった。痩せ型で背が高く、これを「曹瞞伝」の描くところ....