胸気[語句情報] » 胸気

「胸気〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

胸気の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
三枚続」より 著者:泉鏡花
も襲ねている、茄った阿魔女を煽がせられようとは思やしません、私はじめ夢の様でさ、胸気じゃアありませんか。」 「可いや、まあそんなに怒るな、傍に居る者が怯気々々す....
三階の家」より 著者:室生犀星
たと思うたが、同時に昼間八時間も汽船にゆすられて来た女の、汽船ではいつも女が悪く胸気を嘔かれて苦しがることも、(大方きょうもさんざん船の中で苦しがっていたことは....