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脚榻
「脚榻〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
脚榻の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「幻談」より 著者:幸田露伴
えばキス釣なんぞというのは立込《たちこ》みといって水の中へ入っていたり、あるいは
脚榻釣《きゃたつつり》といって高い
脚榻を海の中へ立て、その上に上《あが》って釣る....
「草迷宮」より 著者:泉鏡花
が云って、直ぐにこの戸棚を、卓子擬いの机に使って、旅硯も据えてある。椅子がわりに
脚榻を置いて。…… 周囲が広いから、水差茶道具の類も乗せて置く。 そこで、こ....
「南地心中」より 著者:泉鏡花
と、斜違に薄暗い便所が見えます。 そのね、手水鉢の前に、大な影法師見るように、
脚榻に腰を掛けて、綿の厚い寝ン寝子で踞ってるのが、何だっけ、君が云った、その伝五....