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腕首
「腕首〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
腕首の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「船医の立場」より 著者:菊池寛
港するのを待つよりほかはなかった。 二十日の朝だった。寅二郎は、自分の指の股や
腕首に、四、五日前からできている腫物《はれもの》が膿を持っているのに気がついた。....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
辺を見調べました。と――はしなくも名人の目に強く映ったものは、火にかざした女の両
腕首に見える紫色のなまなまとしたあざのあとです。ついぞ今までなわにでもくくられて....
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
ろしくおちついたやつじゃな」 おもわずうなりながら、じっとそこにころがっている
腕首を見改めていましたが、と――不意に、右門の鼻先へぷんとにおってきたえもいわれ....
「暗号の役割」より 著者:海野十三
力をもって暴れた。が、袋探偵は腕力にかけてはちょいと自慢するだけあって、若い男の
腕首を放さない。そして内ポケットから持っていった紙幣入れを取戻そうと争っていると....
「武蔵野」より 著者:山田美妙
けてもいないだろう。そのくせに坐り丈はなかなかあッて、そして(少女の手弱に似ず)
腕首が大層太く、その上に人を見る眼光が……眼は脹目縁を持ッていながら……、難を言....
「挿話」より 著者:徳田秋声
いんでしょう」 「そうね。出してもらおうか」道太は東京を立つ時から繃帯をしていた
腕首のところが昨日飲みすぎた酒で少し痛みだしていたので、信州で有名な接骨医からも....
「白っぽい洋服」より 著者:田中貢太郎
。 「あなたは、何をなさるのです」 耳許で叱り咎めるような声がするとともに右の
腕首をぐいと捉んだ者があった。務は浮かしていた体をしかたなしに下に落した。 「務....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
使って、定めし胆を潰したでしょうね」 「さすがの俺もびっくりしたよ。おまけに人の
腕首をねじつけて、ひでえ真似をするじゃねえか」 「堪忍しておくんなさい。半分は私....