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「腰付き〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

腰付きの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
青春の逆説」より 著者:織田作之助
に振っているところを見ると、営業者の命令であるのかもわからなかった。安来節踊りの腰付きのようなものもあれば、レヴューガールのような巧妙なのもあった。が、いずれに....
街頭から見た新東京の裏面」より 著者:杉山萠円
世界の人々を驚かすに充分であった。 更にその一度たたきつぶされた東京が、どんな腰付きで、どんな表情をして起き上るかということは、全人類の視聴を惹《ひ》くに充分....
暗黒公使」より 著者:夢野久作
のピエロ服を着て骸骨のように眼鼻を黒くした小男が、抜き足さし足近づいて来て、妙な腰付きをして耳に手を当てがいながら、馬と犬の内証話を聞こうとした。これを見付けた....
決闘場」より 著者:岡本かの子
鬱積した心中を晴らしたい気持から、両手を腰に置いて、脚を少し折り曲げ、弾みのつく腰付きで、ワルトンの前方へ進んだり、遠ざかったり、左右へ跳び歩るく。彼はやけのよ....