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「自己同一性〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

自己同一性の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
イデオロギー概論」より 著者:戸坂潤
らこの場合の論理は、観念に就いての観念の把捉形式の外ではない。論理は論理・観念の自己同一性なのである。――唯物論は弁証法的論理を、観念論は形式的論理を、決定する....
現代哲学講話」より 著者:戸坂潤
はヘーゲルの弁証法自身が好く知っている処である。概念の自己独立性はその形式論理的自己同一性にこそ存する、之はその運動・展開――弁証法――にこの自己独立性が存する....
現代唯物論講話」より 著者:戸坂潤
ぬのであり、而も観念・意識・は恰もそういう存在上の同一性を、自己という存在に於て自己同一性として自覚し得る特有性を有っていたのであるから、そこで初めて、認識とい....
危機における理論的意識」より 著者:三木清
に自己同一的なものとしてどこまでも維持しようとするとき、この固執され、固定された自己同一性は、自己がまさに在るところのもの、すなわち一面性として、制限性としてみ....