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「自敬〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

自敬の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
善の研究」より 著者:西田幾多郎
るのである。我々のきのう、きょうと相異なれる意識が同一なる意識中心を有するが故に自敬自愛の念を以て充されると同じように、我々が神を敬し神を愛するのは神と同一の根....
選挙に対する婦人の希望」より 著者:与謝野晶子
必ず加えて頂きたいと思います。婦人に関する私行の修まらない人は既に個人生活の上に自敬と倫理的調節とを欠如して協同生活の第一歩を誤っている男子です。私はかつて「肉....
学生と教養」より 著者:倉田百三
。ヒルデブラントの道徳的価値盲の説のように、人間の傲慢、懶惰、偏執、欲情、麻痺、自敬の欠乏等によって真の道徳的真理を見る目が覆われているからだ。倫理学はこの道徳....
埋もれた日本」より 著者:和辻哲郎
てなお一つの特徴が明白に現われているのを我々は指摘することができる。それは強烈な自敬の念そのものを尚ぶ道徳である、と言い得られるようになる。これは尊卑を主とする....