自由裁量[語句情報] »
自由裁量
「自由裁量〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
自由裁量の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「石狩川」より 著者:本庄陸男
して、その実収入の総額ははるかに千五百万円を超えるものであった。これが黒田清隆の
自由裁量にまかせられた。事は思いのままに運んでいた。
この政府に意を得て彼は間....
「教育の民主主義化を要求す」より 著者:与謝野晶子
、村に民選の教育委員を設けて、我国の教育制度を各自治体におけるそれらの教育委員の
自由裁量に一任し、これまでの官僚的画一制度を破ると共に、普通高等一切の教育を国民....
「役人の頭」より 著者:末弘厳太郎
まのきかぬようにはできあがっている。しかし、それでもまだかなりひろい範囲において
自由裁量の権限を与えられています。すなわち役人は常に必ずしも「法律」という既定の....
「嘘の効用」より 著者:末弘厳太郎
portunita:tsprinzip〕)と称して、犯罪を起訴するや否やは検事の
自由裁量に一任されているものだと主張し、司法官もまたその考えを実行していたのです....