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自註
「自註〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
自註の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「竹青」より 著者:太宰治
かったが、格別それを気にするふうも無く、極めて平凡な一田夫として俗塵に埋もれた。
自註。これは、創作である。支那のひとたちに読んでもらいたくて書いた。漢訳せられる筈である。....
「創生記」より 著者:太宰治
べき発芽、創生うごめく気配のあること、確信、ゆるがず。 きょうよりのちは堂々と
自註その一。不文の中、ところどころ片仮名のページ、これ、わが身の被告、審判の庭、....
「チェーホフ試論」より 著者:神西清
…と、『無名氏の話』の主人公は言う。この言葉はチェーホフの手紙についても、有力な
自註の役割をはたすだろう。 これで、沈黙の一形式としての彼のお喋りな手紙の意味....