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自鳴鐘
「自鳴鐘〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
自鳴鐘の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「宮本武蔵」より 著者:吉川英治
しめられても、いッこう姿を見せんそうですから」 と、一同がいった。 やがて、
自鳴鐘が鳴ると、若侍たちは皆、退座した。忠利は、眠ってからも、考えていた。 け....
「鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
がさめてきた。皮肉で居眠りをさまされた。 三位卿は膝もくずさず、時々、うしろの
自鳴鐘をふりかえっていた。眼のさえた啓之助の頭には、船出のことと一緒に、お米の姿....