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至孝
「至孝〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
至孝の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「迷信解」より 著者:井上円了
なりといい、狗の肝をとりて土にまぜて竃を塗るときは、いかなる不孝不順の女人にても
至孝至順の人となるといい、五月五日に鼈の爪を衣類の衿の中に置けば、記憶の強くなる....
「三国志」より 著者:吉川英治
きましょうか」 「ただよく孝養をおつくしなさい。いかにご継母であろうと、あなたの
至孝が通じれば、自然禍いは去りましょう」 あくる日、※は、荊州へ帰るのを、いか....
「三国志」より 著者:吉川英治
。 彼と同郷の者があって、即座に素姓をつまびらかにした。 「姜維は、母に仕えて
至孝。智勇人にすぐれ、学を好み、武を練り、しかも驕慢でなく、よく郷党に重んぜられ....
「武蔵旅日記」より 著者:山中貞雄
に迄、身を落し さだめて辛いであろう」 とハラハラと落涙して、 T「其の方の
至孝 天に通ぜぬ 道理が無い」 と乞食の手を掴んで、 T「仇討本懐の日を ....