至聖[語句情報] »
至聖
「至聖〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
至聖の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
調べたが十分判らなんだ。一通り聞いたところを考察すると、その宗旨はざっと、上帝は
至聖至善だから別段拝まないでも悪くは感ずまい、恐るべきは魔王で、こやつに立腹され....
「レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
苦悩のうちにもだえていたのである。この不運なる人より千八百年前に、人類のすべての
至聖とすべての苦難とを一身に具現していた神秘なる人(訳者注 キリスト)、彼もまた....
「光り合ういのち」より 著者:倉田百三
にとっては善いものが悪いものを懲らしめているという満足感があった。それが宗教的の
至聖なものでないにしても、ともかくも私には正義的な喜びを与えたのだ。寧ろ私を不満....
「ウスナの家」より 著者:マクラウドフィオナ
リイ・モルの将軍であり楽人の長《かしら》でもある。琴手《ことひき》コエル、わしは
至聖所《かくれば》がほしい!
至聖所《かくれば》がほしい……はやく! はやく! ....