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舂米
「舂米〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
舂米の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
だとあり。『播磨風土記』に神功《じんぐう》皇后韓国より還《かえ》り上りたもう時、
舂米女《いなつきめ》等のくぼを陪従《おもとびと》婚《くな》ぎ断ちき、故に陰(くぼ....
「旧聞日本橋」より 著者:長谷川時雨
娘に、油町の辻新《つじしん》という大店《おおだな》の権助《ごんすけ》を養子にして
舂米屋《つきごめや》をさせ、自分たちは二階住居をしていた。賑やかな人で、自分の家....
「白峰の麓」より 著者:大下藤次郎
二十四 十四日の八時半平林を発足して、山際を川に沿うて下ると、一里ほどで
舂米という村に出た。人家二、三十、道路山水としては格別面白くはないが、川沿の柳の....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
臼というものが入ってくる前には、玄米を得るのは木臼と手杵との労働であった。上代の
舂米部の任務は今日の
舂米屋のそれとは異なり、主として籾を玄米にすることを目的とし....