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「舌を振る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

舌を振るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
ルナスをじっと見つめながら、静かに声を上げて、その暗闇《くらやみ》の中で荘重な弁舌を振るい始めた。ガヴローシュはその一語をも聞きもらさなかった。 「おい、お前は....
私本太平記」より 著者:吉川英治
にまでやたらに酒をすすめたりなどしながら、ここは大河の中とばかり、言いたい三昧の舌を振るい出した。 「ええおい。世間の奴らは、よく俺たちを鼻つまみにしやがるが、....