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舌状
「舌状〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
舌状の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「高山の雪」より 著者:小島烏水
固形し、これらがそれ自からの重量のために凝《こお》れる河(即ち氷河)または短かい
舌状の氷流となり、徐々《そろそろ》と低地に向って垂《た》れ下り、または融解蒸発し....
「凍雨と雨氷」より 著者:寺田寅彦
いる。そのために中層へは南方から暖かい空気が舌を出したような形になっている。この
舌状帯下の部分に限って凍雨と雨氷が降っている事が分るのである。 このような特殊....
「植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
と書いてあり、国によっては日車の名もある。そしてその頭状花の周縁に射出する多数の
舌状弁花をその光線に見立ったものだ。じつにキク科の中でこんな大きな頭状花を咲かせ....
「植物知識」より 著者:牧野富太郎
の大きな黄色の花盤《かばん》を太陽の面とし、その周辺に射出《しゃしゅつ》している
舌状花弁を、その光線に擬《なぞら》えたものだ。 中央に広く陣取《じんど》って並....