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舐めずる
「舐めずる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
舐めずるの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夢鬼」より 著者:蘭郁二郎
散してしまった。 でも、黒吉は幸福だった。彼は、飛行帽の中で、厚い唇をペラペラ
舐めずると、さも嬉しそうに、醜い顔をにたにたと頽しながら、倦かず葉子の淫らな姿に....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
のかなつぼまなこも、かつてのような遊びをもたず、寝不足か、※々と不気味な視線で、
舐めずるように、高氏の姿をいつまでにらまえていた。 そして、とつぜん、 「こら....