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舞踏病
「舞踏病〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
舞踏病の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「人外魔境」より 著者:小栗虫太郎
るばる熱地性精神病研究にモザンビイクへきたのであった。 といるわいるわ、女には
舞踏病の静止不能症、男には、マダガスカル特有の“Sarimbavy”や“Koro....
「舞踏病」より 著者:豊島与志雄
君は
舞踏病という病気を知っていますか。 なに、近代に初めて起ったモダンガールの特殊....
「世界怪談名作集」より 著者:岡本綺堂
話の後、船長はまったく元気であった。しかし、しばしばその姿勢を変えたり、彼の癖の
舞踏病的な方法でその手足を動かしたりして、神経質そうに苛いらしているように見えた....
「決闘」より 著者:神西清
は、ヒステリーという奴は婦人にかぎるのかと思っていましたよ。だからはじめは、君が
舞踏病に罹ったのかと思った。」 ラエーフスキイは迎合的な微笑を見せたが、心に思....
「雪柳」より 著者:泉鏡花
いても潜っても、夜具の袖まで、ふわふわ動いて、押えても緊めても、頻に動く。学者は
舞踏病の一種だと申されよう。日を経て、ふるえの留まらぬままに、一念発起して世を捨....