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「航進〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

航進の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
についていたのであった。 直二と先任将校の乗っている艦上機は、予定通り、近所を航進中の、駆逐艦|山風に救い上げられた。山風は直ちに隊列を離れて、旗艦陸奥に向け....
上海された男」より 著者:牧逸馬
ウシン》が答えた。 がらん、がらん、と機関室への信号が鳴った。船尾に泡を立てて航進機《スクルウ》が舞い始めた。 ちりん、「|部署へ着け《スカタア・ラウンド》....
二、〇〇〇年戦争」より 著者:海野十三
睡りをしている? そうかもしれない。そのうち、怪艦は、また猛烈な勢いで、水中を航進していったが、あわやと思ううちに、艦首を、はげしく、海底突堤にぶっつけてしま....
浮かぶ飛行島」より 著者:海野十三
の夜であった。軍艦須磨明石の二艦は、この驚きをのせたまま、あいかわらず北へ北へと航進を続けていた。 飛行島に忍びこんでいた川上機関大尉はどうなったか――憂いの....
運命のSOS」より 著者:牧逸馬
ロウプは、護謨糸を弾いたように空に唸って、桟橋の群集の頭上を刷く。タイタニックの航進によってその水路に吸引力が発生して、ニュウ・ヨウク号を吸い寄せたのだ。瞬間、....
南半球五万哩」より 著者:井上円了
部なのである。) 二十七日、快晴。青空碧波、一点の雲影をとどめず。連山に沿いて航進すること前日のごとし。小嶼を波間に見ること数回なり。 二十八日、快晴。未明....