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「船型〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

船型の前後の文節・文章を表示しています。該当する8件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
海野十三敗戦日記」より 著者:海野十三
六隻、輸送船等多数あり。これに対してわれは攻撃を加え、戦艦一隻轟沈、巡洋艦二隻、船型未詳二隻、撃沈ほかの戦果をあげたり」徹郎君はこの方へ出かけたもののように思わ....
河明り」より 著者:岡本かの子
で、小女のやまというのが私の部屋の用を足した。私はその小女から、帆柱を横たえた和船型の大きな船を五大力ということだの、木履のように膨れて黒いのは達磨ぶねというこ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
の銭をふるって買ってきたんです。なんだか変てこな、どす黒いかわいたものだ。それを船型の薬研《やげん》に入れて、ごろごろ丹念に摺りつぶしている。 お爺さんが病気....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
亭主は彼を二階の室に導いた。特別にりっぱな室で、マホガニー製の家具が備えてあり、船型寝台と赤いキャラコの帷《とばり》とがついていた。 「これはいったい何ですか。....
レーリー卿(Lord Rayleigh)」より 著者:寺田寅彦
験をして鳥の飛翔の問題を考えたりした。帰途プリモースに上陸し、そこからフルードの船型試験室を訪問した。レーリーはフルードの才能と人柄を尊敬していた。二人の行き方....
本朝変態葬礼史」より 著者:中山太郎
たとのことである。これは鯛が熊野神の供御《ぐご》となるからだと云われている。棺を船型に造り、入棺を船入《ふないり》と称え、それを置く場所を浜床《はまゆか》と云う....
熟語本位英和中辞典」より 著者:斎藤秀三郎
自動】(船が)針路を逸する、風下に流される。【名】同上すること。 Y※一檣半の帆船型(小遊船に多し)。 Y※(地隙、断層などが)大きな口をあく。A yawnin....
三国志」より 著者:吉川英治
に指揮合図を下す。ちょうど今日の戦闘艦にあたるものである。 大船=と呼ぶふつう兵船型のものは、現今の巡洋艦のような役割をもつ。兵力軍需の江上運輸から戦闘の場合に....