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「船将〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

船将の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
があっても、幕府ではそれを制することもできないようになって来た。この中で、露国の船将が対馬尾崎浦に上陸し駐屯しているとの報知すら伝わった。港は鎖せ、ヨーロッパ人....
夜明け前」より 著者:島崎藤村
公使ロセスは書記官カションを同伴して、安治川の川岸から艀に乗るところへ出た。仏国船将ピレックス、およびトワアルの両人もフランス兵をしたがえて京都まで同行するはず....
西航日録」より 著者:井上円了
旅にありと思っていることだろう。) 蘇士運河 砂原連両岸、送暑去来風、蘇士船将泊、関山夕照紅。 (蘇士運河 砂漠は両岸につらなり、暑熱を送る風が去来する....
咸臨丸その他」より 著者:服部之総
ーハタン」より一足先に品川を発って三十七日かかってサンフランシスコへ直航した。「船将」勝海舟《かつかいしゅう》以下日本人ばかりでともかくこの壮挙をやってのけたの....
私本太平記」より 著者:吉川英治
あろうかを、すぐ思わずにいられない。 ゆうべはこの本船で、おそくまでの各船隊の船将会議。また陸上の直義からも夜ッぴて諜し合せの使いがくりかえされ、具足のまま、....