船積み[語句情報] » 船積み

「船積み〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

船積みの前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
河明り」より 著者:岡本かの子
る問屋はだんだん殖え、大阪で二十四組、江戸で十組にもなった。享保時分、酒樽は別に船積みするという理由の下に、新運送業が起った。それに倣って、他の貨物も専門専門に....
雪之丞変化」より 著者:三上於菟吉
らえておれば、高う売れるものをと、否やをいうものもあったが、押し切って、大荷を、船積みさせたほどに、もう二、三日で、品川の海から、米船が、ぞくぞくとはいって来る....
人口論」より 著者:マルサストマス・ロバート
自ら工業を営みかつ自身の商業を行うのは、結局利益なことであろう。原綿がアメリカで船積みされ、数千|哩《マイル》を隔てた他国に送られ、これを卸して加工してまたもア....
三国志」より 著者:吉川英治
物や文書官冊などもみな、昼夜、車につんで陸続と搬出し、これを淮水の岸からどしどし船積みして何処ともなく運び去った。 袁術も、扈従の臣も、もちろんいちはやく、淮....