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「船隊〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

船隊の前後の文節・文章を表示しています。該当する15件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
空襲葬送曲」より 著者:海野十三
対「狼」の、血飛び肉裂けるの争闘は、漸く機が熟してきたようであった。 飛行船隊を発見す 地下街の司令部では、印刷電信機が、リズミカルな響をあげて、各所の....
八ヶ嶽の魔神」より 著者:国枝史郎
うか。よし、船を廻せ!」 頼正は漕ぎ手に命を下す。 ギーと艪の軋る音がして、船隊は船首を西南に向けた。若殿のご座船を先頭にして神宮寺の方へ進んで行く。 見....
太平洋雷撃戦隊」より 著者:海野十三
常に重大なる任務でした。間もなく日×両軍の主力艦隊が決戦しようという時、この大商船隊がハワイにつけば、×艦隊は岩をふまえた虎のように強くなるでしょう。又その反対....
空襲下の日本」より 著者:海野十三
攻めてゆくのさ。母艦の上空には、アクロン、メーコン、ロスアンゼルス、などの大飛行船隊を飛ばしてさ、その周囲は、いつも航空母艦の上から、俺たちが交る交る飛び出して....
レ・ミゼラブル」より 著者:豊島与志雄
人はどうしているか? 深淵《しんえん》のうちに掃きすてているのである。 多くの船隊は莫大《ばくだい》な費用をかけて、海燕やペンギンの糞《ふん》を採りに、南極地....
加利福尼亜の宝島」より 著者:国枝史郎
ン氏は考え込んだ。解らないのが当然である。日本という東洋の国の紋太夫という海賊が船隊を率い大海を越え、こんな所へやって来ようとは、誰しも夢にも思い付くまい。 ....
潜航艇「鷹の城」」より 著者:小栗虫太郎
これ、五十|尋近くも下ったことがあったが、その時は、駆逐艦に援護された、日本の商船隊を認めたときであった。 「艇長、貴方は、あの駆逐艦が怖いのですか」 事務長....
運命のSOS」より 著者:牧逸馬
とになり、氷山に対する具体的な警戒としては、亜米利加の手に依って北大西洋氷山見張船隊―― North Atlantic Ice Patrol ――が新たに生れる....
昭和遊撃隊」より 著者:平田晋策
く秘密にしておこうと思う。 いよいよ最後のコースだ。 関さんは、この五艘の帆船隊に、『ラノン決死隊』と名をつけた。そして、土人たちの願いによって、檣《ほばし....
スリーピー・ホローの伝説」より 著者:アーヴィングワシントン
ように見えた。雪のように白い鵞鳥は堂々たる艦隊をなして、近くの池で遊弋し、家鴨の船隊をまもっていた。七面鳥の連隊は庭で鳴きあるき、ほろほろ鳥は、その鳴き声にぷり....
釘抜藤吉捕物覚書」より 著者:林不忘
ったりする。これは、名は貿易だが、体のいい官許の海賊で、希十郎は、まず、その海賊船隊の小頭格だ。からだが明《あ》くと、休養かたがた江戸見物に呼ばれて来て、何カ月....
エリザベスとエセックス」より 著者:片岡鉄兵
った。エリザベスは激怒した。次から次へとひっきりなしにプリムスへ飛脚をたて、伝馬船隊をして海峡中を捜査せしめた。ドレイクへあてての怒りにあふれた宸翰のなかで彼女....
咸臨丸その他」より 著者:服部之総
。船名は不明。(前文「汽船が太平洋を横断するまで」のなかで挙げた初度日米連絡就航船隊としての「チャイナ、ジャパン、アメリカ」などの船名は、リンゼイのこの書によっ....
黒船前後」より 著者:服部之総
トした(一八五八年)ほどの実力――柄は小さいがサーヴィスは満点という娘盛りの一大船隊を擁《よう》して控えていた。 そこで当然、「グレート・イースタアン」にべら....
尊攘戦略史」より 著者:服部之総
の最初の同盟者となった点も、同じ視角から見直して見る必要があろう。 ところで、船隊のマヌーヴァーによる条約勅許以下の諸要求は文久四年春以来の朝幕一和に一時暗影....