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良主
「良主〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
良主の前後の文節・文章を表示しています。該当する6件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「道標」より 著者:宮本百合子
主義のたたかいの方法の一つなんだろうか」
「あとの方だね」
「そんなら、つまり改
良主義じゃないの。それは『偽瞞的な社会民主主義』であるって、あなたが教えて下さる....
「日本イデオロギー論」より 著者:戸坂潤
般に、又特にマルクス主義者達は、自由主義が資本制的制限を有っているから到底社会改
良主義以上には出ることの出来ないものだと速断するが、それは早計も甚だしい。「現段....
「世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
いか。この切迫した宿題をハグらかそうとするのが文学主義であったし、そして、例の善
良主義や一元主義はこの土壌に種をまいたものだ。――伝統の観念だってこの秩序の逆転....
「食道楽」より 著者:村井弦斎
僕も及ばずながら大原君を助けてそういう人にしてみたいと思う。家庭に在《あ》りては
良主人《りょうしゅじん》、社会に立っては好紳士として文学者の感化力を我邦《わがく....
「尊攘戦略史」より 著者:服部之総
藩権伸張策だった。 改良派雄藩に相続された場合のスローガン尊王攘夷は徹頭徹尾改
良主義的な性質のものである。攘夷は水戸斉昭の場合旧体制持続を目的とするものであっ....
「三国志」より 著者:吉川英治
一夜酒宴の折、右の事情を打明けて――人生いくばくぞや、早く他国へ去って、如かじ、
良主をほかに求め給え。ここにいては、足下はいかに忠勤をぬきん出ても、前科の咎を生....