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良酒
「良酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
良酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
こういう卑劣な商売の仕方をするようになったのは、つまり番頭に人物がいないからだ。
良酒を取って来て、それに水を交ぜてごまかして売り出そうなぞは、三流四流の商店でも....
「海豚と河豚」より 著者:佐藤垢石
ると思う。鰭は、鰭酒をつくる。昔から、河豚の鰭を焼いて酒中に投ずれば、悪酒変じて
良酒になると言われているくらいであるから、よほど魔力を持っているに違いない。鰭酒....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
洛中だけでも二百四、五十軒をこえ、その上、近江の百済寺で造るのや、大和菩提寺の奈
良酒だの、天野山金剛寺の名酒だの、遠くは、博多の練緯酒までが輸入されてくる有様な....