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良順
「良順〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
良順の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「死体蝋燭」より 著者:小酒井不木
を殺した大悪人だ。さあ、驚くのも無理はないが、お前がこの寺に来る前に雇ってあった
良順という小坊主は、あれはわしが殺したのだ」 「嘘です、嘘です、和尚さま、それは....
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
ないかしらん、長崎で脚疾の治療をしてもらったことがある、中々きかぬ気の男で、松本
良順など手古摺って居た、と云った。爺さんに聞いたら、果して其は事実であった。其後....
「甲州鎮撫隊」より 著者:国枝史郎
病気など何んでもないのです」 「それが然うでない。松本先生も仰せられた……」 「
良順先生が……」 「そうだ、松本
良順先生が仰せられたのだ。沖田だけは、従軍させて....
「南国太平記」より 著者:直木三十五
らいのか?」
と、亭主の顔と、若い僧の顔とを見較べて聞いた。
「はい――なあ、
良順さん、お山じゃ一番だろうの」
「うむ」
と、僧が、頷いた。そして
「又、明....