花の座[語句情報] »
花の座
「花の座〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
花の座の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「連句雑俎」より 著者:寺田寅彦
るようである。ところが最終の第四楽章に入ると、再びもとの静かさに帰る、そうして「
花の座」が現われ、最後に、ゆるやかなあげ句で、ちょうど春の夕暮れのような心持ちで....
「俳諧の本質的概論」より 著者:寺田寅彦
い差合の法式が定められ、人情の句の継続が戒められる。放逸乱雑を引きしめるために月
花の座や季題のテーマが繰り返される。そうして懐紙のページによって序破急の構成がお....
「怨霊借用」より 著者:泉鏡花
すらすらと、井菊の広い帳場の障子へ、姿を見せたのはお桂さんである。 あの奥の、
花の座敷から来た途中は――この家での北国だという――雪の廊下を通った事は言うまで....