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芽立つ
「芽立つ〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
芽立つの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「朝の風」より 著者:宮本百合子
サヨがその春の昼、棒鱈やの横丁から現れて、開通したばかりの電車通りを眺め、旺盛に
芽立つ雑木林に目をひかれ、やがて再びごみごみした横丁へ辿り入ったときの気持は、一....
「自画像」より 著者:寺田寅彦
ような望みは起こっては消え起こっては消え十数年も続いて来た。それがことしの草木の
芽立つと同時に強い力で復活した。そしてその望みを満足させる事が、同時に病余の今の....