茅渟[語句情報] »
茅渟
「茅渟〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
茅渟の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「夜明け前」より 著者:島崎藤村
の大坂である。ある人の言葉に、ほととぎすは啼いて天主台のほとりを過ぎ、五月の風は
茅渟の浦端にとどまる征衣を吹いて、兵気も三伏の暑さに倦みはてた、とある。 過ぐ....
「犬神娘」より 著者:国枝史郎
船夫たちを取り巻き、そう叱※しておられました。 グ――ッと船は中流へ出ました。
茅渟海の真ん中へ出ました時、ご上人様は一首の和歌をしたため、吉之助様へお目にかけ....