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「草名〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

草名の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
丹下左膳」より 著者:林不忘
ゆくお艶のうしろ姿に、源十郎の眼がじいっと焼きついたと見ると、 「殿様、あれが浅草名代の当り矢のお艶でございますよ――まあきれいですことねえ!」 そそのかすよ....
丹下左膳」より 著者:林不忘
ているところから、誰いうとなく、人呼んでとんがり長屋。 この、名所図会にない浅草名所とんがり長屋に。 さきごろから、変わり種が一つふえた……というのは。 ....
柳営秘録かつえ蔵」より 著者:国枝史郎
で片眼で無類の醜男、一見すると五十歳ぐらい、その実年は二十歳なのであった。 「浅草名物鬼小僧の手品、さあさあ遠慮なく見て行ってくれ。口を開いて見るは大馬鹿者、ゲ....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
。※は香草の一種であるから字書にカオリグサと訓ませてはあるが、しかしカオリグサの草名はない。ないのが当り前でこの字書へ訓を付けた人も無論その草を知らなかったから....
随筆 新平家」より 著者:吉川英治
詫びしておく次第です。 浅草駅発、鬼怒川温泉行。秋びより。 朝の紙クズは、浅草名物といってもいい。やたらに紙クズが舞う街頭から松屋デパートのホームへ、時間か....