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草木瓜
「草木瓜〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
草木瓜の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「みみずのたはこと」より 著者:徳冨健次郎
話。村には桜は少いが、それでも桃が咲く、李が咲く。野はすみれ、たんぽゝ、春竜胆、
草木瓜、薊が咲き乱るゝ。「木瓜薊、旅して見たく野はなりぬ」忙しくなる前に、此花の....
「春の大方山」より 著者:木暮理太郎
て青空が顕れ、五、六寸も伸びた麦畑の上では雲雀が長閑に囀り、路傍には菫、蒲公英、
草木瓜、などが咲いて、春は地上に遍かった。雑木林では、ほぐれかけた木の芽がほのか....