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草芥
「草芥〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
草芥の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「十二支考」より 著者:南方熊楠
隠身の法を求む。術師念いて曰く、この四梵志は、才智高遠にして大※慢を生じ、群生を
草芥とするも、今は術の故を以て、屈辱して我に就く。然れどもこの人|輩《ら》、研究....
「連環記」より 著者:幸田露伴
加茂氏系図にも見当らぬ。思うに妻も子も尋常無異の人で、善人ではあったろうが、所謂
草芥とともに朽ちたものと見える。 保胤は入道して寂心となった。世間では内記の聖....
「三国志」より 著者:吉川英治
眼をして、張翼の卑怯を叱った。――知らずや汝、むかし長坂の戦に、曹軍八十万の兵を
草芥のように蹴ちらし去ったのは誰であったか――と。そして、すぐ張翼のほかの者をも....