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草高
「草高〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
草高の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「寄席と芝居と」より 著者:岡本綺堂
、何分にも年代を経ているので、一向にわからない。ようようのことで、塩原家の墓が浅
草高原町の東陽寺にあることを探り出して、更にその寺へ尋ねてゆくと、墓は果たしてそ....
「人狼」より 著者:岡本綺堂
列べ、棚の下に水を入れたる手桶、束ねたる枯枝などあり。家の外には立木ありて、あき
草高くおい茂り、うしろには山々みゆ。薄月の夜。 (正吉、十五六歳の少年、テーブル....
「ピストルの使い方」より 著者:泉鏡花
か閣が檜舞台へ糶出さない筈はないことよ。 作は大仕掛な、床の間の置物で、……唐
草高蒔絵の両柄の車、――曳けばきりきりと動くんです。――それに朧銀台の太鼓に、七....
「知々夫紀行」より 著者:幸田露伴
底に思い居けるが、ここにて問い糺せば、甲斐の川浦という村まで八里八町人里もなく、
草高くして路もたえだえなりとの事に望を失ない、引返さんと心をきわむ。日本武尊の常....