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荒びる
「荒びる〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
荒びるの前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「古事記物語」より 著者:鈴木三重吉
いう意味のお歌をお歌いになりました。 命はなおひきつづいて、そのほかさまざまの
荒びる神どもをなつけて従わせ、刃向かうものをどんどん攻め亡ぼして、とうとう天下を....
「怪塔王」より 著者:海野十三
士は、思いがけないできごとに、殺人光線灯のボタンをおすことを忘れて、帆村の落ちた
荒びる水面をきょろきょろとながめました。 大きな水音は、しばらく洞穴のなかを、....
「野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
る。雨でも降りつづいて五六日も出ずにいると、すぐに化物屋敷のようになって心までが
荒びるので、近年は草取りが夏秋の日課になってしまった。人も草取りを日課にする年に....