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荒雄
「荒雄〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
荒雄の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「非凡なる凡人」より 著者:国木田独歩
の兄、逃亡した兄に似て手に合わない突飛物《とっぴもの》、一人を五郎といい、一人を
荒雄《あらお》という、五郎は正作が横浜の会社に出たと聞くや、国元を飛びだして、東....
「荒雄川のほとり」より 著者:佐左木俊郎
陸羽国境の山巒《さんらん》地方から山襞《やまひだ》を辿《たど》って流れ出して来た
荒雄川が、南方の丘陵に沿うて耕地を潤《うるお》し去っている。 南方の丘陵は、昔....
「黒い地帯」より 著者:佐左木俊郎
っちゃどうでがすべ?」 新平は斯う言ってひどく力を落していた。 氾濫の激しい
荒雄川の急流にコンクリートの堰を突出してまで水を持って来るほどのことだろうか? ....