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「荘周〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

荘周の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
でもねえんだ、みんな理窟から組み立てて行って、理詰めにして編み出した仕事なんだ、荘周や馬琴なんぞは甘めえもので、ありゃお前《めえ》、頭のてっぺんから出たうわごと....
金銭無情」より 著者:坂口安吾
ら言ふけれども、ハテナ、夢に見た蝶々がオレだか、今のオレが夢だか分るもんかといふ荘周先生の説はこゝのところかも知れないとボンヤリ疑つた始末であつた。 東京の飲....
野草雑記・野鳥雑記」より 著者:柳田国男
細工であったかも知れぬ。 だから雛を育てることのむつかしい雁などの囮は、かつて荘周の寓言にもあったように、その鳴声の遺伝がたちまちに食われると愛せられるとの境....