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菊池武時
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菊池武時の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「近世快人伝」より 著者:夢野久作
は日本外史を繙いてみれば直ぐにわかる事である。遠く元弘三年の昔、九州随一の勤王家
菊池武時は、逆臣北条探題、少弐大友等三千の大軍を一戦に蹴散らかさんと、手勢百五十....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
いたおもなる大族は菊池、阿蘇、少弐、大友の四家だった。 その召集をうけた肥後の
菊池武時は、 「ただではすむまい。いッそ迎え潮と申すもの」 と覚悟して、日ごろ....
「私本太平記」より 著者:吉川英治
とどけられていた。 当時。――これを拝して起ったのは、当年まだ四十二の寂阿入道
菊池武時――すなわち今の武敏の父だった。 その寂阿武時は、 「わが一代の事、今....
「随筆 私本太平記」より 著者:吉川英治
・四) 次の「千早帖」では、正成の金剛山、大塔ノ宮の吉野落ち、また九州における
菊池武時の挙兵など、八荒の動乱から、足利高氏と新田義貞の中央進出までをほぼ収めた....