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菊酒
「菊酒〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
菊酒の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
地べたへ転げて 鼻血と涎《よだれ》を流したとッても 六日の菖蒲《あやめ》に十日の
菊酒《きくざけ》 あとの祭りでおさまり附かない チャカポコ チャカポコ ....
「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ(言文一致訳)」より 著者:井原西鶴
ので馴染もうすくなり、そんな風ではととうとう三条半を書いてやる。 まもなく後に
菊酒屋と云う有名な酒屋にやった所がここも秋口から物やかましいといやがられたので又....
「木綿以前の事」より 著者:柳田国男
鬼の面を被り、伯母の老女を脅して貯えの酒を飲むのである。それからまた加賀の白山の
菊酒の由来として、昔或る美女が路傍の家で酒を売っていたので、男たちがみな迷い、村....