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華胥の国
「華胥の国〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
華胥の国の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「残されたる江戸」より 著者:柴田流星
ロリとなれば、軒の風鈴に緑を吹き来る風の音|喧からず、そのチリチリに誘われてツイ
華胥の国に遊び去る、周荘が胡蝶の夢も殊の外に安らかで、醒めぎわの現なしにも愛らし....
「沼夫人」より 著者:泉鏡花
く分らんが、床に入って、可心持に、すっと足を伸す、背が浮いて、他愛なくこう、その
華胥の国とか云う、そこへだ――引入れられそうになると、何の樹か知らないが、萌黄色....