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「萎る〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

萎るの前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
源氏物語」より 著者:紫式部
まして、お返事もお書けにならないようでございますから、私が見かねまして、 女郎花萎るる野辺をいづくとて一夜ばかりの宿を借りけん こう書きさしただけで紙を巻いて....
南蛮秘話森右近丸」より 著者:国枝史郎
人迄切っている。呼吸切れせざるを得なかった。ハッ、ハッ、ハッと大息を吐き、疲労て萎る両足を、グッと構えて姿勢を正し、振り冠った懐刀月光に顫わせ、ムーッと香具師共....