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落筆
「落筆〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
落筆の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「日記」より 著者:宮本百合子
道路が弓のように見晴らせ、或感じがあった。 「古きミニエチュア」、やかましいので
落筆する気にならず。困る。 「認識論」、少し。李白の詩 六月十四日(木曜)曇 ....
「随筆 宮本武蔵」より 著者:吉川英治
分へ賛を乞われた画の筆者が、誰であって、どんな精神で描いたかも、十分知った上での
落筆であろう。でなければ、謹厳、敬題とはすまい。 また、武蔵の画には、彩色を施....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
を踏んでみることの方が、ぼくには創作の力づけになる。また発見があり、自己の構想と
落筆に信念を加えることも出来るのだった。 ところが、自分の不摂生のため、せっか....