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葬具
「葬具〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
葬具の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「右門捕物帖」より 著者:佐々木味津三
もあろうと思いのほかに、八百八業中これにましたるぶきみな職業はあるまいと思われる
葬具屋九郎兵衛の店先でしたから、伝六、辰の唖然《あぜん》としたのはいうまでもない....
「とむらい機関車」より 著者:大阪圭吉
と言うのはB町及びB町附近に、あの葬儀用の『貼菓子』と、抹香の製造販売をしている
葬具屋が、有るか無いか君達二人に調べて貰いたいんだ」 とまあそんな訳で、翌朝二....
「庚娘」より 著者:田中貢太郎
ということを悟った。庚娘は困ってもだえたが苦しい所はなかった。 悪少年が庚娘の
葬具が多くてきれいであったのを知って、塚を発いて棺を破り、中を掻きまわそうとして....
「顎十郎捕物帳」より 著者:久生十蘭
ど息を引きとったことがあると言われましたね」 「はい、申しました」 「そのとき、
葬具屋から棺桶が届きましたろう」 「はい、届きました」 「……つまり、替玉のほう....
「屍体と民俗」より 著者:中山太郎
て先に葬り、その後に死人を埋めるが、これをウフイと称えている。アイヌ族では棺及び
葬具に、その家々の格式による彫刻を入念にするので、一年位を経ぬとこの彫刻が出来上....