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蒲郡
「蒲郡〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蒲郡の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「東海道五十三次」より 著者:岡本かの子
なくなって、最近では東海道にいくらか縁のあるのは何か手の込んだ調べものがあると、
蒲郡《がまごおり》の旅館へ一週間か十日行って、その間、必要品を整えるため急いで豊....
「大菩薩峠」より 著者:中里介山
び名が意表外であるのみならず、てんで方角がなっていない。その指している方向は三河
蒲郡《みかわがまごおり》か、或いは知多半島の方面であろうところの空際を指して、道....
「日記」より 著者:宮本百合子
へ来たとて、石屋の角で車をとめ英男に兄の在、不在を見させによこさせられる。二日に
蒲郡に行くよし。誘われるが行かれない。....
「百喩経」より 著者:岡本かの子
で女の簪を落したのだな。よし、よく覚えといてやれ」 船は港の泊りを重ねて尾州|
蒲郡へ錨を下した。蒔蔵の故郷豊橋へはもう近い。 しかし、彼が木屋町の女に対する....
「随筆 新平家」より 著者:吉川英治
墨股合戦のくだりは、古典にもある場面ですが、新宮十郎行家が、蒲形(現今の東海道、
蒲郡)を根拠地としていたということは、古典にはなく、小生の詮索によるものでありま....