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蓐中
「蓐中〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す
蓐中の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
「文芸の哲学的基礎」より 著者:夏目漱石
意味であって、読んで何時間かかるか、また読んでいる場所は書斎の裡《うち》か郊外か
蓐中《じょくちゅう》かを忘れると云うのと同じ事であります。普通の場合においてこれ....
「門」より 著者:夏目漱石
搗《つ》いた五カ月前すでに自《みずか》ら醸《かも》したものと知れた。御米は産後の
蓐中《じょくちゅう》にその始末を聞いて、ただ軽く首肯《うなず》いたぎり何にも云わ....