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「蔵版〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

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検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
夜明け前」より 著者:島崎藤村
い祭典でしょう。行って見ると、京都の五条家からは奉納の翠簾が来てる、平田家からは蔵版書物の板木を馬に幾|駄というほど寄贈して来てるというにぎやかさサ。どうして半....
新西遊記」より 著者:久生十蘭
リット》(古代印度語)の原典の漢訳であるのはやむをえないが、宋版、元版、明版、竜蔵版とかれこれ読みあわせてみると、随所に章句の異同や遺漏があって疏通をさまたげる....
随筆 寄席囃子」より 著者:正岡容
この頃になってさるところから私は、橘之助の絵葉書三葉をもらった。それは彼女自身の蔵版とみえ、袋に「うきよぶし家元、石田美代事 初代 橘之助」と紫色のスタンプイン....