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「薫習〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

薫習の前後の文節・文章を表示しています。該当する2件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ますと、もはや真如ではございません、もしまた真如の外に無明が存在していて、真如を薫習《くんじゅう》いたすものならば、万法は真如と無明の合成でございまして、仏性一....
光り合ういのち」より 著者:倉田百三
物を受ける事への意識も。つまり彼の母親がその習慣の中に生きたところの色情の世界の薫習が彼に伝わっているらしかった。 その秋のくれに中村憲吉君の郷里の布野村に幻....