薬名[語句情報] » 薬名

「薬名〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

薬名の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
黒死館殺人事件」より 著者:小栗虫太郎
んよし、では、その次……」と法水は一々書き止めていったが、続けて挙げられた三つの薬名を聴くと、彼は異様に眼を瞬き、懐疑的な色を泛べた。何故なら、硫酸マグネシウム....
植物一日一題」より 著者:牧野富太郎
るのは非である。 文化四年(1807)出版の丹波頼理《たんばよりよし》著『本草薬名備考和訓鈔《ほんぞうやくみょうびこうわくんしょう》』にはサワアザミが正しく鶏....
鳴門秘帖」より 著者:吉川英治
来どもにいいつけぬか」 「それが、ちとむずかしい蘭薬の調じ合せをいたしますため、薬名や何かも、自分でなければなりませぬので」 「ほほう、さては、あの病人にのます....