薬王院[語句情報] » 薬王院

「薬王院〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

薬王院の前後の文節・文章を表示しています。該当する4件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
大菩薩峠」より 著者:中里介山
がございましたために、私に幼少の折から琵琶を教えて下さいました老師が、あの高尾山薬王院に隠居をしておいでの由を承り、それを頼って参りましたが、不幸にして老師は上....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
の翌朝、二人の姿を高尾山の峰の上で発見するようになりました。 二人は高尾山上の薬王院へ参詣しようというのでもなく、山頂に鎮座するこの山の守護神、飯綱権現《いい....
大菩薩峠」より 著者:中里介山
ってどこまでも追いかけるのは、かなりしつこいものです。 十一 この時分、高尾山薬王院の奥の院に堂守をしていた一人の老人がありました。 以前、不動堂がまだ麓《....
宮本武蔵」より 著者:吉川英治
の小遣いや旅籠銭ぐらいは、何も返してくれとは、いいはしないから」 ゆうべ高雄の薬王院に草鞋を解いた何処かの御隠居がある。 下男に挟み筥を担わせ、もう一人、十....