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「藤原定〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

藤原定の前後の文節・文章を表示しています。該当する5件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
茶の本」より 著者:岡倉覚三
づく歌は、千家流に伝える七事の式おきてがきの一つである。 二九 見渡せば……――藤原定家作。千家流に伝えられる七事式の法策書の一つである。 三〇 夕月夜……――....
世界の一環としての日本」より 著者:戸坂潤
たくなる処から、今やヒューマニズムは唯物論に代わる新思想・新原理であるとか(例、藤原定氏の類)、ヒューマニズムによって初めて唯物論も成立し得るのだとか、というこ....
万葉秀歌」より 著者:斎藤茂吉
価されたし、「駒とめて袖うち払ふかげもなし佐野のわたりの雪の夕ぐれ」という如き、藤原定家の本歌取の歌もあるくらいである。それだけ感情が通常だとも謂えるが、奥麻呂....
中世の文学伝統」より 著者:風巻景次郎
の所で註の中に紹介した定家歌集を訂正する。定家の後裔|冷泉為臣伯爵自ら編纂した『藤原定家全歌集』が、定家七百年|遠忌の記念として出版された。それは定家自筆の家集....
濫僧考補遺」より 著者:喜田貞吉
らぬものがエタを濫僧と云ったと「塵袋」にあるが、彼らはまた実に非人法師であった。藤原定家の日記「明月記」嘉禄元年三月十二日条に、 歟。 とある。奈良の北山非人の....