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「蘆毛〜」の文章内での使われ方:小説や文学作品の中から探す

蘆毛の前後の文節・文章を表示しています。該当する3件の作品を表示しています。
検索対象[仮名遣い:新字新仮名]
高野聖」より 著者:泉鏡花
《ねんごろ》には及びましねえ。しっ!)と荒縄《あらなわ》の綱《つな》を引く。青で蘆毛《あしげ》、裸馬《はだかうま》で逞《たくま》しいが、鬣《たてがみ》の薄い牡《....
多神教」より 著者:泉鏡花
触に似たる態にて――大根、牛蒡、太人参、大蕪。棒鱈乾鮭堆く、片荷に酒樽を積みたる蘆毛の駒の、紫なる古手綱を曳いて出づ)きゃッ、きゃッ、きゃッ、おきゃッ、きゃア―....
三国志」より 著者:吉川英治
びき寄せ、手練の矢をもって、彼奴を射止めて見せてくれ」 と励まし、自分の乗馬の蘆毛を与えた。 夜が明けると、関羽はまた、手勢わずか五百ばかりだが、勇敢に城下....